リアリティとユーティリティ

先日、草なぎ剛さんの「嘘の戦争」というドラマを見ていたら、
詐欺師役である草なぎ剛さんが、
「詐欺師に必要なのはリアリティとユーティリティだ。本当のことの様に思わせるリアリティと、使える奴と思わせるユーティリティ。」
と言っていました。

それを聞いて『そのとーり!』と叫びそうになりました。
何も詐欺師に限った事では無く、多くの職業に必要となる要素なのでは無いか、と。

デザインのお仕事にしても、
「まだ実物が出来ていない内装デザインの完成図を、さも実在しているかの様にお客様にイメージして頂くリアリティと、この人に頼めば理想のお店を造ってもらえる、なんとかしてくれると思わせるユーティリティ。」

いくらイメージコラージュを揃えても、
いくらパースを描いても、
いくら現物サンプルを並べても、

大なり小なり出来上がったものとは違います。
あとは見る人の主観により「想定の範囲内」なのか、「桁外れに予想外」なのかという点で、満足度が大きく異なってくるのです。

デザインに限らず、多くの仕事においてそうなのではないでしょうか。
だって、頼む側は、相手をプロだと思って頼むわけだから、
その打ち合わせでは、依頼者には理解しにくい専門用語や資料がきっとあるのですから。

更にはすでに商品が実在していて、
写真も見れて、スペックも記載されているにも関わらず、
「思ったものと違った」
という事だってあるでしょう。

詐欺師の場合、無い物をあると言う”嘘”を”リアル”に見せる事を言うかも知れませんが、
嘘ですら、聞く人の価値観によっては”リアル”である場合もあるかも知れません。

人と人なので100%というのは難しいとは思いますが、
「完成品の100点は何か」を追いかける事を諦めず、
主観によって見た感想に差は出てしまうものの、
「真実を忠実に、分かりやすく伝える努力」を惜しまない。

そういった仕事をしていくために、
「リアリティとユーティリティ」は欠かせないのでは無いか、と思いました。

「インテリア医学」セミナー\kiitosのイベント散策 vol.3/

「インテリア医学」セミナー\kiitosのイベント散策 vol.3/
 
コイズミ照明様で開催された、
水口真理子さんによる『インテリア医学』セミナー
に行ってきました。
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数々のクリニックのインテリアをデザインされて来たご経験から、成功事例や失敗談をご紹介頂き、気になるポイントや、気を付けているバランス等を、照明計画を絡めてご説明下さり、大変勉強になりました。
 
その中には普段僕らも気になっていて、
共感出来るお話や、
課題として挙げているものの、中々解消仕切れていない事項の解決策、
不勉強でキチンと知識化出来ていなかった専門用語など、
一通りが網羅されており、メモや画面の撮影をしながら真剣に聞き入ってしまいました。
 
そんな専門用語や具体的事例については、僕自身が改めて勉強してから、追々ご紹介させて頂こうと思いますが、
一番にお伝えしたいのは
【無窓空間をいかにして改善されたか】
というお話です。
 
窓は建物により多かったり少なかったり、また小さい窓だったり、全面ガラス張りだったりと、十軒十色です。
そして、窓が必要であったり不要であったりも、業種により様々かと思います。
その中で、窓が不要なのにある場合も困るのですが、今までも、排煙の問題を解決しながら、窓を潰して壁にしたりという形で対処してきました。
が、窓が無いのに必要、と言う案件に対しては、解決すると言うよりは、それを活かす(カーテンを吊るして壁では無い様に見せたり)方向で設計する事はあっても、窓を作る、という解決はあまり選択肢として持ってはいませんでした。
 
もちろん、壁を貫通出来る所では、窓を追加したりしましたが、
それが出来ない所で”見せ窓”の様な造作で誤魔化しても、
あまり効果が大きく無い、との思いからでした。
 
ただ、セミナーでご紹介頂いた事例では、
ガラス張りにし、そのガラスに和紙を貼って柔らかい雰囲気を与え、
そこに間接照明を仕込んで、外光の様に仕上げる。
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それは頭では考えるものの、
現実的に精度は如何なものか?と疑っていた手法でした。
 
しかし実際には、今のLED照明の進歩と共に、
朝の色温度、昼、夕方、夜、とコントローラーで時間軸で管理し、
窓から外光が入ってきているかの様な演出が実現されていました。
 
その様子はコイズミ照明様のショールームでも実演頂いたのですが、数年前には出来ていなかった、一定基準をクリアするレベルの物でした。
 
セミナーで水口さんも仰っていましたが、
窓から外光が差し込む効果とは、
施設にいらっしゃるお客様や患者さんにもニュートラルな状態
を提供するものである上に、
その施設で働くスタッフさんにとっては、
時間感覚を与え、1日のリズムを作ってくれる、
非常に大切な役割を果たしてくれます。
 
店舗や医療施設に使う器具の進歩と、それらに対して常にアンテナを張り、取り入れて、実践していく、という日々の成果を共有させて頂いた気持ちでした。

本日 anna flowers 竣工しました。

ロゴデザインから内装及び外観まで全面的に改装のデザインさせていただきましたフラワーショップになります。
もともと市ヶ谷駅近くで30年以上前から営業されている花屋さんで、
今回のインテリアデザインのご提案で、レトロで可愛い雰囲気のお店から一新、ミニマムモダンな印象に生まれ変わりました。

限られたスペースで、商品のディスプレイスペースや作業スペースなどを考慮し、
ナチュラルでいてやや高級感をプラスできるよう仕上げの素材を選び、
店内にあった螺旋階段は思い切って壁を作りサインをつけることで、店内のイメージをガラリと変えることが出来ました。
また、R壁をモルタルで仕上げ、その延長線上に同じ質感で設置したカウンターの感じも素敵に仕上がりました。
やはり、店舗専門の職人さんは腕が良いです!!

外観も、大きなブラックのテントを張ることで全体を引き締め、
サインを大きく入れて遠目からでも印象強く見せています。

お店は、店舗直接だけでなくwebからも購入できると言うことですので、
お花や観葉植物のプレゼントはもちろん、ビジネス関係の祝い花などにも是非にご利用ください☆

anna flowers  >>>  http://f-anna.com/

*今日は、まだお花が入っていないお写真ばかりですが、
近日中にお花が入った写真も撮影に行きたいと思っています。

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【クリニック施行中】\ウェイティングホールデザイン/

先日銀座クリニック様のウェイティングホール施工風景を少しお見せしたかと思いますが、その続報です。

前回はLGS(柱)組が行われた段階をご紹介しましたが、その後PB(壁材)が貼られました。

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一部塩ビタイルを貼る床には下地調整を施しました。

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これは現状の床の状態によったり、上にどのような素材を貼るかにより、必要となります。

そして上にどのような素材を貼るかも、

見た目やデザインによったり、

そのお部屋を何に使用するか、と言う機能性によって決めていきます。

今回はこちらはカウンセリング室になるのですが、

将来的に施術をしたり、薬剤を使用したりする事を考えに入れ、

汚れに強い塩ビタイルを貼る事になりました。

 

前回ただの板だった天板も

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ご覧の通り壁面にきっちり設置。

お部屋の入口にも枠が入り、

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いよいよここから仕上げ工事となっていきます。

内装工事中!【クリニック ウェイティングホール】

デザイナーのヤマザキです⭐︎ 本日は只今絶賛工事中の現場に行ってきましたっ。

デザイン設計のご依頼を頂いたクリニックのウェインティングホールの工事がスタートです!

ここから、お客様がイメージ頂いている、ハイクラスでホテルライクな待合ルームにどんどんなっていきますっ。

既存のRドーム天井のかたちを最大限に生かして、デザイナーのタニグチがデザイン設計しております。

Rドーム天井から広がったRの壁面の空間は、非日常で且つクラスアップした空間になるハズです…..!

図面から立体になっているところを見るのは、やはりワクワクドキドキしますね。

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Rドーム天井に沿って…壁を立てていきます。これでもかといわんばかりの軽量鉄骨が!

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パウダールームの洗面台カウンターです。
石のようなマットな質感の天板。コレ化粧板なんです!素敵!

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壁は職人さん泣かせなのですが…納まりをじっくり検証して頂いています。

 

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Rの特注ランナー(床と天井に打ち付ける鋼製下地材のことです)です。美しい円弧描いてます。

【熱海介護ショップミズタニ!】\お手伝いしたお店を訪ねてみました/

以前、熱海駅にほど近いアーケードの中で介護ショップデザインのお手伝いをしました。

(その際のブログはこちら→「介護ショップ ミズタニ」

介護ショップのデザインをさせて頂くの初めてだったのですが、社長を始め皆様に丁寧にご指導頂いたり、支えて頂きながら、なんとか満足頂けるお店となりました。

あれから4年。

大分経ってしまいましたがその後のお店を見たり、社員の皆様とその後の近況を共有したりと楽しい時間となりました。

残念ながら社長さんが

「言ってくれれば昨日徹夜で片付けたのに。

今 “たまたま” 商品が散らかってて。^^」

とおっしゃったので写真は遠慮しましたが^^、

「今日熱海海上花火だよ。なかなか凄いよ。」

と教えてくれたので、折角なので見てきました。

海の上で上がるので廻りに邪魔が無く、低い位置で見ることができます。

また、山に囲まれているため音が響いて凄い迫力でした。

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特に最後は低い位置での乱射に次ぐ乱射で、その迫力は他で見た事のないものでした!

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夜も遅くなったので、その日は泊まり、翌日たまたま開催されていた

『海辺のあたみマルシェ Vol.12』

へ。

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熱海特産の食材をその場で焼いて食べる七輪のお店などから、

手づくりクラフトを販売しているお店まで沢山出ていて楽しかったです。

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額とグリーンのコラボ商品

最近よく見かけますが、丁寧に出来ていて、グリーンのセンスも良かったです。

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山室畳内装店さんによる畳と縁のブックカバー。

僕は縁のブックカバーを思わず購入してしまいましたが、iPhoneカバー等もあり、本業を上手に活かしたオシャレな商品棚〜と思いました。

 

ついでの観光まで堪能してしまった今回のお店訪問。

また機会を作ってお手伝いしたお店にお邪魔したいと思います。

【ボタニカルショップデザイン】 \自然派志向の高まりとともに、注目を集める「ボタニカル」/

昨日ボタニカルショップ改装のお打合せに行ってきました。
「ボタニカル」とは植物という意味ですが、
昨今インテリアにも積極的に「植物」を取り入れたり、
ファッション分野でも「植物柄」が大流行していたりと、
ライフスタイルに深く浸透している傾向があります。

今回はその植物そのものを売るお店のお話で、
基本的には「商品=植物」を如何に綺麗に見せるか、
と言う事を念頭に置いたデザイン設計になりますが、
そのデザインの方向性は
ナチュラルであったり、シックであったり、モダンであったり、他の業態と変わりなく多種多様です。

立地に合わせ、またカスタマーに適したご提案をしてまいりたいと思います。

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【クリニックデザイン】 \ウェイティングホール/

ホームページからお問い合わせ頂き、

クリニックのウェイティングホール新装のご依頼を頂きました。

そのいきさつは、まずはお電話頂き、アポをとり、後日ご来社。

その後現場調査とヒヤリングをさせて頂き、

・いらっしゃる方の緊張をほぐし、和やかに寛げる待合。
・ゆったりとした空間使いにより、他の方が気にならないスペース。
・ホテルの様な落ち着きと安心感をご提供出来れば。

と言った様なイメージやコンセプトを伺います。

それを基に、

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エントランス廻り

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間接照明のイメージ

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R壁(曲線で造られた壁面)のイメージ

などといったデザインの基礎となるイメージコラージュを作成し、

合わせて平面ラフプランをご提案。

今回はイメージがマッチし、更に平面プランを大変喜んで頂き、

デザイン設計のご契約の運びとなりました。

お電話からここまで10日程。

最短記録に近い早さですが、ここから更にピッチを上げて進めてまいります!

ネイルサロン&スクール LuLu様@武蔵小杉竣工!

春頃にお問い合わせを頂き、

ご契約からなんと2ヶ月と言うスピードで

デザイン設計のお打合せから竣工にまで至った

ネイルサロンLuLu様のお引渡が、

本日無事に終わりました!

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また、こちらも超速スピードですが、

明日オープンを迎えます!

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カルジェルシンプルコース5000円!

また、先着30名様にはハンドクリームのプレゼントもございます。

ご興味がおありの方は是非お問い合わせ&ご来店下さい!

所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町3-70-4 ホーユウパレス武蔵小杉101

TEL:080-9463-0606

 

竣工写真や、開店までの流れに付いてはまた改めてじっくりお伝えしますね。