Tommy Bahama 銀座店

先日お打合せで銀座に行ったのですが、
たまたま通りかかったトミーバハマでお打合せとなりました。

外観デザイン

アメリカでは100店舗以上を展開しているアパレスショップなのですが、

銀座は旗艦店として2Fにレストランバーが併設してあります。

ショップデザイン

こちらの銀座店はという
「Make Life One Long Weekend」
コンセプトで1Fはショップ&バー、2Fにショップ&レストランを設けて
アイランド・ライフスタイルをファッションと食の両方で楽しむ、
のんびりとした週末を楽しむ造りを目指したそうです。

レストラン内装デザイン

これが見事にそのコンセプトを内装デザインで体現してあり、
ゆったりと寛げる空間となっていました。

レストラン内装デザイン

お店造りはコンセプトから!
そのお手本だな~と思いました。

アメリカン・ポップ・アート展

先週までの暑さとは打って変わって肌寒くなり、
見事に夜の寝冷えにやられて鼻を垂らす始末で、
ついに今日はカーディガンを羽織ってしまいました。

皆様もお気をつけ下さい鼻たれ

さて今日のお話はまだ暑かった頃に行ってきた
アメリカン・ポップアート展です。

彼らがアートを解放した

アンディ・ウォーホールを始め、
ロイ・リキテンスタインやジャスパー・ジョーンズ等
アメリカン・ポップアートの巨匠の作品が一堂に会して見られるチャンスです。

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ポスターも数種類の絵を基に作られていたので、
リキテンスタインの”VAROOM!”と一緒にぱちり

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この人はアメコミをアートの世界まで引っ張り上げてしまった人ですねパレット

会場内には様々な作品が実物やリトグラフで展示されているのですが、
やはり実物を生で見ると迫力がありますね!
映画を3Dで観る様な?
というか、スポーツを会場で観戦する様感じでしょうか?!

僕の一押しはロバート・ラウシェンバーグ。
ネオダダの作家の一人ですが、
「コンバイン(結合)・ペインティング」と呼ばれる、
筆で色を塗り付けたキャンパスに写真を貼ったり、
自転車等の物体と一緒に創り上げたりする作品が有名で、
キャンパスに、ただ絵の具を雑に塗っている様な絵なのですが(笑)、
そのかすれ加減と、色の抑えめのトーンがカジュアルで、
配色がポップな当たりが個人的に好きなのです。

また、考え方にちょっと共感する部分もあり、彼は自分の創作目的は
「芸術作品をつくることではな く、芸術と生活の橋渡しをすることだ」
と語っており、また
「芸術も生活も作ることはできない。われわれは、その間の、
定義しようのない空隙で仕事をしなけ ればならない」
と述べている。(from wiki)

だそうですが、
僕も”デザイン”のお仕事をしていると言っても、
デザインと言うよりは“仕事”の方に重点があると思っています。
ので、
みなさんがお店を作る時にデザインへの橋渡しが出来たり、
内装や建築用語の通訳になれたら、
と思ってます。
そのため、芸術作品ではないですし、
最終的に良いお店と言うのは僕らが造る物ではなく、
その後の運営による物なので、
僕らは何を造った、と言う事も無く、皆様のお手伝いに終始する、
と感じています。

そんな辺が「定義仕様のない隙間の仕事」との言葉に妙に納得してしまいました。

なんだか込んだ話が長くなってしまいましたが、
この作品展のもう一つの面白さはなんと言っても個人コレクションと言う所すげ~
ジョン&キミコ・パワーズ夫妻の所有物なのです。
一度でいいからそんなお家にお呼ばれしたいものですニコちゃん

こちらは国立新美術館で開催されているのですが、
建物の曲線や硝子使いが綺麗であったり、
休憩スペースの椅子も可愛いデザインなので、
施設も楽しく見学してみて下さい。

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外観

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2Fから

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休憩スペース
でわ。

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カラーハンティング展

先週末「21_21 DESIGN SIGHT(ミッドタウン)」で開催されている
「カラーハンティング展」を見に行ってきました。

カラーハンティング展

 

最初何の展示会なのかと僕も思いましたが、
言葉の意味を良~く考えていたら分かりました。
カラー(色)をハンティング(狩り)したものを展示しているのです。
つまり、自然界やその他の場所で色々見かける色は、
果たして絵の具で表現するとどんな色になるのか。

例えば空を見ながら、絵の具を調色して、
現在の空の色と照らし合わせて絵の具で表現するのです。

そうやって様々な色をハンティングして、
作品として展示してありました。

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下りるとすぐに説明がありました。

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まずは空の色をハンティング

藤原大「空のいろ日記・午前」

3.11の大震災後、毎日日記のように何かを残したいと思い、
可能な限りカラーハントした365日分の空の色を展示してありました。

すごいですよね。

毎日ハントしたのも大変だけど、
その結果、空の色ってこんなにカラフルに違うもんなんだ、
と見ている僕らが気付かされてしまう作業に感服!

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「ライオンシューズ」

アフリカの国立公園のライオンの色をハントして、
靴をライオンに見立てて染め、車化する装置をつけて動かしていました。

それが自在に動き回っている様が本当に動物の様でした。

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そして「カラーボキャブラリー」
色を持たない言葉をあえてイメージで色分けし、
その分布を3Dで表現。
著名人の名前等もあり、
マツコ・デラックスさんは紫だったかな~。^^

その他

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「動く色ー目盛りの無い温度計にメモリ(記憶)を与える」
というちょっとひねったタイトルのもので、
温度計を触ると体温に合わせて上昇し、
その目盛りに日付と名前を書き込みます。

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「カラーシューティング」
鉄砲を発射するとスクリーンにカラーが映し出されます。

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「肌色メガネ」
あのJINSさんと資生堂さんのコラボレーションで、
肌の色をハントしたメガネが沢山。

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「食べる色」
食べ物の色をハントして、映像と共に面白く、
またこの写真の様に通路に並べて分かり易く展示されていました。

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そして最後には
みんなが選んだ「未来」
東京をイメージするとどんな色香と言うアンケート形式で
カラーシートが置いてあり、
自分の選んだ色を貼っていきます。

僕は水色を選びましたが、
こうして見ると大分カラフルですね~。

そしてその横にはiPadで人形や動物に色を塗って
オリジナルを作る、と言う催しが置いてありました。

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出来たものはこんな感じです。

この展示会は先週末で終わってしまったのですが、
普段目にする色彩や、昔から重んじられていた色を
絵の具で”ハンティング”するとどういった色になるか。

そんなテーマが非常に興味深く、
自分の仕事に置き換えた時、
オーナーさんが普段何気なく気に入っている店舗やカラーを、
的確にハンティングし、きちんと再現するために、
これだけ入念な下準備と、繊細な作業を一つずつ積み重ねなくては
いい仕事は出来ないな~、と思いました。

そんなコンセプトに共感したカラーハンティング展でした。