リアリティとユーティリティ

先日、草なぎ剛さんの「嘘の戦争」というドラマを見ていたら、
詐欺師役である草なぎ剛さんが、
「詐欺師に必要なのはリアリティとユーティリティだ。本当のことの様に思わせるリアリティと、使える奴と思わせるユーティリティ。」
と言っていました。

それを聞いて『そのとーり!』と叫びそうになりました。
何も詐欺師に限った事では無く、多くの職業に必要となる要素なのでは無いか、と。

デザインのお仕事にしても、
「まだ実物が出来ていない内装デザインの完成図を、さも実在しているかの様にお客様にイメージして頂くリアリティと、この人に頼めば理想のお店を造ってもらえる、なんとかしてくれると思わせるユーティリティ。」

いくらイメージコラージュを揃えても、
いくらパースを描いても、
いくら現物サンプルを並べても、

大なり小なり出来上がったものとは違います。
あとは見る人の主観により「想定の範囲内」なのか、「桁外れに予想外」なのかという点で、満足度が大きく異なってくるのです。

デザインに限らず、多くの仕事においてそうなのではないでしょうか。
だって、頼む側は、相手をプロだと思って頼むわけだから、
その打ち合わせでは、依頼者には理解しにくい専門用語や資料がきっとあるのですから。

更にはすでに商品が実在していて、
写真も見れて、スペックも記載されているにも関わらず、
「思ったものと違った」
という事だってあるでしょう。

詐欺師の場合、無い物をあると言う”嘘”を”リアル”に見せる事を言うかも知れませんが、
嘘ですら、聞く人の価値観によっては”リアル”である場合もあるかも知れません。

人と人なので100%というのは難しいとは思いますが、
「完成品の100点は何か」を追いかける事を諦めず、
主観によって見た感想に差は出てしまうものの、
「真実を忠実に、分かりやすく伝える努力」を惜しまない。

そういった仕事をしていくために、
「リアリティとユーティリティ」は欠かせないのでは無いか、と思いました。

オーダーデザインの素敵なところ(繁盛店を作る店舗デザインとは) \店舗デザインのハテナ?vol.7/

みなさまこんにちは。
ここ数日の寒さにやられているモリシタです。
先ほどふと、
”オーダースーツが今熱い”
という記事が目に留まり、
僕もは金額が合うならぜひオーダースーツにしたい派ですが、
他の人はなぜオーダーを好むのかが気になって読んでみました。
まずオーダースーツのメリット・デメリットとは?
メリット①|自分に合ったサイズのスーツが作れる
メリット②|自分の好みのデザイン・生地を選べる
デメリット①|仕上がりまで時間がかかる
デメリット②|完成するまでイメージが湧きにくい
という事でした。
その上で、ではどんな人にとってメリットの方が大きくなるのか。
■ 既製品のスーツではサイズ感が合わない
■ 普段の洋服でもサイズ感にこだわりがある
■ 自分だけのオーダーメイドを楽しみたい
■ お洒落なスーツで周囲と差をつけたい
となるそうです。
なるほど。
僕の場合、肩幅に合わせると袖の長さが合わなかったり、
太ももに合わせると、裾の長さが合わなかったりと、
体全体がアンバアランスのため、オーダーを好むのですが、
同じ理由の方もいれば、
単純に自分の好み、という場合もあるんですね。
実はこのオーダースーツのお話は店舗デザインについてご説明する際に、よく例としてお話するんです。
店舗の場合の既製品は居抜き物件ということになるでしょうか。
ただここで店舗の場合と決定的に違うのは、
店舗内装を考える際、自分の好みだけでは決められない、
という事です。
大きく分けてあと二つ、機能性と大衆性を考える必要があります。
お店で働くスタッフたちが効率よく動ける機能性と、
来店されるお客様の好みを吸収/反映させる大衆性。
これらに、お店のコンセプトとなるデザインや、オーナー様の好みとなるテイストをONしていかなくては、
ただお店を作る事は出来たとしても、
繁盛店を作る事にはならないのです。
そしてそれらの広がりを見せる様々な意見を吸い上げ、
一つのお店の中にまとめこんでいく作業において、
僕らの経験や技量が試される、というわけです。
自分の好みだけでは決められない上、
店舗の場合はなかなか”既製品”も見つかりにくいため、
オーダーに、上記スーツのようなメリットを感じていない方でも、
やもうえなくオーダーせざるを得なく、
なかなか楽しむのは難しいかもしれません。
でも、せっかくの自分のお店。
お店を作る機会なんてそうそう無い事ですし、
素敵な未来を思い描きながら、また、出来上がってくるお店をイメージしながら図面を見て、お打ち合わせを重ねる時間はぜひ素敵なひと時であってほしいと思います。
ぜひお打ち合わせの時からオーダー店舗を楽しんで、
納得、満足のいくお店造りをしてください。
では、最後は滅多に無いモリシタのスーツ姿のお写真で。
(残念ながらオーダーではありませんが。。。)
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「東リ新製品発表会」\kiitosのイベント散策 vol.6/

前回はバンブーエキスポについて書かせていただきましたが、
今回は東リさんの新製品展示会へ…

コンセプトは【Refined Natural2016 (洗練された自然)】
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素材ありのままの自然や心地よさを追求したデザインのプリントタイルなどが追加されていました!なるほどなるほど、去年よりトーンが全体的に落ち着いてナチュラルな感じがでてきた印象。
ピッチとカラーの異なるものをミックスさせているものもあったり、去年とはまた違う東リさんのビニル床タイルばかりでワクワクしました。
昨年ほどの大幅リニューアルではないながらも、今回の新製品は【日本らしさ】を打ち出した床材が多かったです。
何でも、来たる東京オリンピックを意識したラインナップとのこと!
これから外国人の方向けの商業施設も増えるという見込みもあるからでしょうか(^-^)

ロイヤルウッド ロイヤルストーン
http://www.toli.co.jp/product_floor/royal/
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ヤマザキが気になった製品も、JAPAN STYLEシリーズでした!
江戸や薩摩の切子細工の伝統文様を使ったり(ルミなーエンボスという手法でキラキラしていました)
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日本全国の木材や石などをテーマに床材を展開しています!
http://www.toli.co.jp/product_floor/royal/japanstyle/

大谷石や信州檜の床タイル!(´∀`) 素敵です!
和を差し込みたいデザインのときとーーっても重宝しそうですね。

展示会は秋に集中するのですが、いつも新しい出会いがあります☆
常に新鮮なデザインを皆様にご提案できるように、デザイン感度をどんどんアップデートしていきたいです。

「BAMBOO EXPO 8」\kiitosのイベント散策 vol.5/

BAMBOO EXPO 8に行ってきましたー☆

この秋の時期はあっちこっちでデザイン関係の展示会が開催されるワクワクした時期です☆ヤマザキがいってきたマテリアルの展示会を少しご紹介します!

BAMBOO EXPOは、空間デザインや店づくりに関わる製品やサービスを集めた展示会形式のイベントです。
場所は東京都心 湾岸エリアの複合施設 「 TABLOID 」。
印刷工場をリノベーションして作ったオシャレなイベント複合施設です。

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約40前後の企業さんがきていまして、普通の展示会ではお会いできないような企業のかたもたくさんで初めてみる素材がたくさんで、
これから使ってみたい素材がたくさんありましたよー。夜はサントリーさんのウイスキーを片手にイベント参加できるようでした☆
ミニマムな空間に、各社さんが一番【魅せられる】素材を展示しているので、デザイナー側もコンパクトに廻れて、大変おすすめのイベントです。
マテリアル素材が多いですね。

BAMBOO EXPO 8出店企業様リスト
http://www.bamboo-expo.jp/events/index.html

ヤマザキは株式会社キャルさんの【who】という壁紙のブランドがお気に入りでした!
http://whohw.jp/about/

who

空間デザイナー目線やクリエイターのかたがデザインされたクロスがたくさんありました。
見せ方もクロスのポストカードやエコバックも展示していて、手に取りやすいアイテムを使った素敵な見せ方でした。
HPを是非チェックしてみてください☆

次回は東リさんの新製品展示会へ…GO!

「TOKYO DESIGN WEEK2016」\kiitosのイベント散策 vol.4/

先日東京デザインウィークに行ってきました。
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毎年行っているのですが、例年通り盛況でした。
その中でも今年気になったのところをいくつかご紹介します。
 
まずはIKEAさん。
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まずはIKEAさんが出展されていることに驚きましたが、
店舗のように家具を展示するのではなく、
触ったり、動かしたり、イベントを行ったりと、
東京デザインウィークらしく体験型になっており、
広く、多くの方に親しんでもらう機会になるんだなぁ、と思いました。(今でも既に知名度抜群ですが。)

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次は社名通りにフィルムが気になる富士フィルムさん。
様々なフィルムを利用して、そこにホログラムや光を当て、様々な現象を表現されていました。
また、ブース外観にもフィルムが貼ってあり、立ち位置により光の当たる量や角度が変わり、色が千変万化する。
外装だと、時間軸によって太陽光が変化するので、計算以上のものを産み出せるかも知れませね。
 
最後は思わず手塚治虫の近未来を連想させてくれる最新機械!
反射板を利用して中空に映像を映し出し、その映像をタッチすることで、操作出来る機械も出展されていました!
実際に何にも触れずに画面操作が切り替わるので、おっかなびっくり。。。
まだ反射板を含む操作機械が大きいのですが、コンパクト化も時間の問題でしょう。
以前iPhoneが出た当初、僕の友人がいじりながら、
「こういうインターフェイスかぁ。」
と感嘆していましたが、近い未来、スマホも触らずに操作できるようになるかもしれませんね。
 
ちょっと角度を変えてみると画面は見えなくなるので、写真でお見せできないのが残念ですが、街中で見かけるようになる時を楽しみにお待ちください。

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最後に…
今回同イベントにて火災事故が発生したとのニュースを見ました。
お亡くなりになられたお子様のご冥福をお祈り申し上げます。
また、ご親族の皆様、誠に御愁傷様です。
 
私共も建築は行わないものの、内装業に身を置くものとして、
安全面には細心の注意を払って、皆様に安心してご利用いただける空間をご提供出来るよう心改めた次第です。
 

今の時代だからこそのエレガントスタイル!\デザインスタイル vol.4/

だいぶ秋っぽくなってきたかと思ったら、
ここ数日は夏日に近づく暑さ。。。
まだまだ不安定な気候ですね。
さて今回のデザインスタイルはエレガント!
昨今は黒やグレーを基調とした男前インテリアや、
アイアン等を施したインダストリアルデザイン等、
男っぽく、無骨なデザインの流行が目立ちますが、
エレガントなスタイルは永遠の定番。
一部には男前インテリアの一番の支持層は主婦の方々、という話もありますが、
エレガントなフェミニンなデザインを嫌いな女性も少ないのではないでしょうか。
まずはエレガントの定番は装飾。
建て具周りに木製モールディングを配したり、
天井際に廻り縁をしたり、
猫足テーブルを使ったりと、
角張ったり、直線的な造りを表に見せず、曲線をイメージさせる様に表現していくための装飾を施していきます。
また、カラーリングで言うとピンクが一番分かりやすいエレガントですが、ベージュやシャーベットグリーン等優しめの色合いでカラーコントロールするといいでしょう。
それら定番のエレガントにアクセントとしてトーンの低い色合いを足してモダンエレガント等のデザインや、
ブラウン等の木目家具を配置することでナチュラルエレガントやカントリーエレガントなインテリアを構築したりと、
複合的なデザインスタイルにしていくことで、
フェミニンなエレガントに流行りや自分好みのデザインにアレンジ出来ます。
エレガントデザインは装飾も大きな要素の一つになりますので、

ペンダントライトやスタンドライト、レースカーテンやストリングカーテン等の飾り物も楽しんでみましょう。

 

パターンクロスにペンダントライトとスタンドライトのコンビネーション
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こちらのサロンは→2 blue line様

シャーベットブルーの壁面前にガラスペンダントライトがエレガント
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こちらのネイルサロンは→LuLu様

上:R壁面とシャインシートを貼ったガラス面がかわいい

下:リボンクロスにブラケットライトのアクセントがクール
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こちらのサロンは→ESTEQUE様

ペンダントライトやスタンドライトをご覧になりたい方はHAPSENTもどうぞ。——————–
オシャレな店舗造りを応援する テンポスタイルショップを開店いたしました。
【HAPSENT-ハプセント】hapsent.com
店舗デザイナーオススメの家具・什器・備品・雑貨を取り揃えて、プロの方にもオススメのラインナップ!

【次は何が来る?次世代トレンドインテリア/ヤマザキ日記】

こんにちは★デザイナーのヤマザキです。
久々のブログ更新でアップの仕方を忘れてしまいました。。。
もっといろいろ発信していかなければと褌締め直しております。
さてさてキートスのブログでも、何度も取り上げています、
「男前インテリア」「インダストリアルデザイン」「塩系インテリア」・・・などなど。
まだまだ内装、インテリア市場ではこのデザインが席巻しているといって
過言ではありません。
しかし、ファッションほどはサイクルは早くないにせよ、
内装の世界も「トレンド」は確かにあり、内装デザイナーとしては
いち早くキャッチして、お客様が求めるお店に取り入れていかなくては
なりません。
前置きが長くなりましたが、2017年にインテリアで「クる!」と言われているもの
をいくつかピックアップしてみました★
どれか気になる、流行りそう!なのかを予想してみましょう!
[ジオメトリック]
ジオメトリックとは幾何学模様のことです。
70年代は女性のワンピースなどに用いられていた
柄といえば、イメージしやすいでしょうか?
あの時代ほど大胆な切り替えとは異なり、
新しい味付けをされたジオメトリックになりそうです。
ベーシックな空間にインパクトを与えてくれて、新鮮
な印象になりそうです。
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[ホームリー]
ホームリーとは、イギリス英語で”居心地の良い”という意味があります。
ホームリーの特徴は、居心地のいい色と素材。
やわらかなカラートーンでリラックスしてくつろげる空間です。
パステル系のトーンがおすすめです。
ラフなWOODと合わせても素敵な印象になりそうです。
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[カッパー]
カッパー(copper)とは、「銅」を表す英単語です。銅というと、一般的には「ブロンズ」だと思いきや、
ブロンズは”青銅”、カッパーは”あかがね”と呼ばれる種類違いの銅なのです。
メタリックなのに、暖かみふがある色あいが特徴です。
ミラノサローネで取り上げられたことがきっかけとなり、日本でも”2017年の色”と謳われています。
ピンクベージュ、モノトーンとの相性が特に良いですが、マテリアルでいうと
木でも石でも何にでも合いそうなカッパー素材。
主張しすぎない存在感でどんなインテリアとも自然に馴染みそうですね!
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どうでしょう?いくつか、次世代トレンドのデザインになりそうなテーマを取り上げました!
また「インダストリアルデザイン」に次ぐデザインを探していきたいと思います★

「インテリア医学」セミナー\kiitosのイベント散策 vol.3/

「インテリア医学」セミナー\kiitosのイベント散策 vol.3/
 
コイズミ照明様で開催された、
水口真理子さんによる『インテリア医学』セミナー
に行ってきました。
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数々のクリニックのインテリアをデザインされて来たご経験から、成功事例や失敗談をご紹介頂き、気になるポイントや、気を付けているバランス等を、照明計画を絡めてご説明下さり、大変勉強になりました。
 
その中には普段僕らも気になっていて、
共感出来るお話や、
課題として挙げているものの、中々解消仕切れていない事項の解決策、
不勉強でキチンと知識化出来ていなかった専門用語など、
一通りが網羅されており、メモや画面の撮影をしながら真剣に聞き入ってしまいました。
 
そんな専門用語や具体的事例については、僕自身が改めて勉強してから、追々ご紹介させて頂こうと思いますが、
一番にお伝えしたいのは
【無窓空間をいかにして改善されたか】
というお話です。
 
窓は建物により多かったり少なかったり、また小さい窓だったり、全面ガラス張りだったりと、十軒十色です。
そして、窓が必要であったり不要であったりも、業種により様々かと思います。
その中で、窓が不要なのにある場合も困るのですが、今までも、排煙の問題を解決しながら、窓を潰して壁にしたりという形で対処してきました。
が、窓が無いのに必要、と言う案件に対しては、解決すると言うよりは、それを活かす(カーテンを吊るして壁では無い様に見せたり)方向で設計する事はあっても、窓を作る、という解決はあまり選択肢として持ってはいませんでした。
 
もちろん、壁を貫通出来る所では、窓を追加したりしましたが、
それが出来ない所で”見せ窓”の様な造作で誤魔化しても、
あまり効果が大きく無い、との思いからでした。
 
ただ、セミナーでご紹介頂いた事例では、
ガラス張りにし、そのガラスに和紙を貼って柔らかい雰囲気を与え、
そこに間接照明を仕込んで、外光の様に仕上げる。
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それは頭では考えるものの、
現実的に精度は如何なものか?と疑っていた手法でした。
 
しかし実際には、今のLED照明の進歩と共に、
朝の色温度、昼、夕方、夜、とコントローラーで時間軸で管理し、
窓から外光が入ってきているかの様な演出が実現されていました。
 
その様子はコイズミ照明様のショールームでも実演頂いたのですが、数年前には出来ていなかった、一定基準をクリアするレベルの物でした。
 
セミナーで水口さんも仰っていましたが、
窓から外光が差し込む効果とは、
施設にいらっしゃるお客様や患者さんにもニュートラルな状態
を提供するものである上に、
その施設で働くスタッフさんにとっては、
時間感覚を与え、1日のリズムを作ってくれる、
非常に大切な役割を果たしてくれます。
 
店舗や医療施設に使う器具の進歩と、それらに対して常にアンテナを張り、取り入れて、実践していく、という日々の成果を共有させて頂いた気持ちでした。

伝統のカントリーデザインとは\デザインスタイル vol.3/

カントリーとは直訳すると”郊外風”といった所でしょうか。
ネットで情報が飛び交う様になった昨今とは違い、
少し前は遠距離の文化の交流は少なく、
物流も行き届いていませんでした。
ゆえに、都会の流行は全国に波及するのは難しく、
郊外ではその土地土地独自のスタイルを構築していくことになります。
例えば
木とレンガを融合させた”アメリカンカントリー”や、
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地産の木を使いウッドベースのスタイルを確立した”ブリテッシュカントリー”、
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ロココ調やホワイトベース等からの流れをくむフェミニンな”フレンチカントリー”など。
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いずれにせよカントリーインテリアは昔からあるため、木ベースになりますが、
その種類はパイン材やオーク材、ウォルナット材等その土地それぞれ異なります。
大儀で分けるとこのように国毎になってしまいすが、
アメリカの中でも
カウボーイ風をミックスした”ウエスタンカントリー”や、
チェック柄のファブリックを取り入れた”ミシシッピーカントリー”等
更に細かなカントリースタイルがあり、
日本でも
輪島塗や江戸切子等
その土地独特のオリジナル仕上げ技法や絵柄を取り入れたものを
”ジャパニーズカントリー”と言えなくもないと思います。
ですので、カントリーデザインとは、一言では表現しきれませんが、
どこかの土地に傾倒するくらい式な場所があったら、
その土地の風土や特徴、商品等をインテリアにコーディネートしてみてください。
 
”ハプセント”の店長・戸田の見るカントリーデザインはこちら→http://b.hapsent.com/?eid=45

迎賓館赤坂離宮の一般公開に行ってきました!\インテリア探索/

先日一般公開が行われている赤坂の迎賓館を見学してきました。
先週の時点で東京は9月の晴れの日がなんと2日しかない、
との事でしたが、見事に快晴の日で、キレイな青空でした。
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建物内は撮影禁止のため、中のお写真は撮れませんでしたが、
ただただ圧倒される内装でした。
 
費用が掛かっているのはもちろんの事、
(試しに案内をされている方に伺ったところ、
晩餐会の椅子1脚で何百万円、シャンデリアに至っては値段がつけられないそうです)
店舗内装で多くの人が憧れている高さの倍はある天高、
1tはあるというシャンデリアが吊られている頑丈な造り、
空調の吹き出し口も壁面に透し彫りで隠す細やかな気配り、
欧風デザインの中に鎧兜などをデザインする幅の広さ、
外国の方々に受け入れられつつも、
日本を随所に出していく、
一つのスタイルに偏らない、
万物を取り込んだ普遍的な、
唯一つの内装デザインだな〜、
とただただ傍観者になってしまいました。
 
普段僕は野球をしているのですが、イチロー選手のプレイを見ている時、
感心・感動する事はあっても、
プレイを参考には出来ない程突き抜けている選手だと思いながら見ているのですが、
それと同じ様な気持ちで館内を回ってきました。
 
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まだまだ公開はされているので、ご興味がおありの方は是非!
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html 
 
P.S
高校時代近辺の都立高校の野球部に所属しており、
迎賓館はひたすらその周りを走らされる場所(周回3.3km、だったかな)でしたが、
起伏の激しい周囲とは打って変わって、
中は荘厳で厳粛である事を、20年以上経って初めて知りました。^^